STORAGEについて
異なる興味関心をもった人が出会い、思ってもみないことが生まれる。
私たちは、その偶然をこよなく愛しています。
ユニークな磁場を持つこの「STORAGE」という場所について、
そのコンセプト、その誕生のストーリー、その秘めた想いを、お伝えします。
Concept
変化は、いつだって小さな偶然から
神戸元町のレトロビルの5つの部屋。
書庫バー
書店
ギャラリー
コワーキングスペース
デザイン事務所
他にはないユニークな場所に惹かれ、様々な背景をもった人が訪れ、
ここでは予期せぬ出会いがうまれます。
STORAGEとは、貯蔵庫のこと。
何かを始めたい、何かと出会いたい、心を動かしたい、
そう思ったら来てください。
ここは、あなたの知と縁のSTORAGEです。
History
ビルの一室が空くごとに、街と人、人と人をつなぐ場が広がった
2010年
神戸元町にある、昭和41年に建てられた古いビルの一室、
大丸の素敵な外壁と街路樹が窓いっぱいに広がる空間に
デザイン事務所が誕生しました。
2013年
またビルの一室が空き、事務所を移設。
元の部屋を「サンセイドウギャラリー」として開設。
アーティストと街をつなぎ、表現する楽しさを伝える場をつくる。
2014年
人の出入りがしやすい2階テナントが空き、
ここは押さえておきたいと、目的を決めずに契約。
後輩の事務所として一時的に使用した後、
打合せスペースを兼ねて、
あふれるデザイン書や画集を格納する書庫として改装。
絵を身近に感じて欲しいと考え、書庫を開放し、
お酒を飲みながら本が読める「書庫バー」として開店。
アートやデザインの本を背に、ここのカウンターでは
人と人との偶然の出会いが日々生まれている。
2015年
当時、地元神戸ではまだ耳馴染みのなかった、コワーキングスペースを開設。
エンジニアやマーケッターなど、ビジネス感度の高いメンバーが集い、
交流会やセミナー、本の朗読会など、様々なイベントを開催、
ギャラリーや書庫バーとはまた違った交流の場に。
2017年
書庫バーの隣室を改装しデザインとアートの専門書店「storage books」をオープン。
「ユネスコ・デザイン都市」をうたう街に、当時、アートやデザインの専門書店がなかった。
改装の際にクラウドファウンディングのプロジェクトを立ち上げ、25時間で目標額に達成。
入手困難なZINEやユニークな視点で選書した本が集まっています。
そして、2021年。
この10年の間。この三星ビル内で5つの事業を展開してきました。
その間、ここには多様な人たちが集まることで、新たな物事が
たくさん生まれてきました。
このビルを、多様なヒト・モノ・コトが集まり、
日々蓄積されていく「貯蔵庫」としてのコンセプトを掲げリニューアル。
私たちは、「STORAGE」という一つの旗印を立てることにしました。
ここに来れば、予期せぬ出会いが生まれる、
そんな場にしていきたいと思います。
Message
「出会いが人を変える。そして芸術は人を豊にする。」
この自らの体験を神戸の街に遺したい。
家のポストに入っていた絵画教室のモノクロチラシを偶然手にしてから、僕の人生の全てが始まりました。出会う人のご縁に、無駄なものは一切ありません。一枚の紙切れがひとりの人生を変えるぐらい、そこら中にチャンスは転がっています。
好きな人も、苦手な人も、全てが糧になるし、
例え目の前の嫌いな人がいたとしても、その人の向こうには、また思いもよらない知恵や知識をもたらす人が待っています。
人は財産であり、それを誰かとの出会いに還元していきたい。そして、いつか何かをこの街に遺したい。
こんな思いが、私の原動力になっています。
1.デザインとアートを通じて、人の心を繋げる役割を。
2.より多くの人を知ろうとする、子どもの様な優しい心を。
3.課題に目を背けず、向上する心を。
4.共につくり上げる人達への、感謝の心を。
5.新しい領域にチャレンジする、好奇心を。
僕が歩んできた中で学んだ事を、今の会社の理念に込めています。
人のスタートラインは誰もが異なるし、走るスピードは人それぞれです。
出自や、学歴、キャリアはなんでも良くて、
ひとりひとりが、そこから誰と出会い、
人を通じて変わっていけるのかが大切だと思っています。
たった一人との出会いが人生を大きく変える。
ここに訪れる人にとって、そんな可能性がたくさん詰まった場所でありますように。
これからも神戸という街に必要とされる場所であり続けたいと思います。
STORAGE運営
株式会社神戸デザインセンター
創業者 濱 章浩(顧問)